【体験談】子宮頸管縫縮術をするのはどの時期?入院日数や入院中の生活・抜糸はいつ?
こんにちは。
サクラです。
以前、子宮頸管無力症での手術や費用のお話をしましたが、今回は入院中の詳しい話やどういった経緯で手術までたどり着いたのか、そして抜糸はいつ行われ出産にはどう影響するのかを書いていこうと思います。
若干被る部分もあるかと思いますが、私の体験談をもとにこれから手術を受ける方や、次の妊娠で子宮頸管縫縮術を受ける方の助けになればいいなと思っております。
また、以前の記事を載せておくので気になる方はこちらも併せてごらんください。
手術を受けるのはどんな人?
この手術は、切迫流・早産と診断された人や、私のように子宮頸管無力症と診断された人が受けることがほとんどです。
基準としては、子宮頸管が通常よりもかなり短くなり、このまま放置していると早い週数で胎児が出てきてしまうかどうかで決まります。
しかし、進行形になってしまい、既に胎児がおりてきている場合には不可能となってそのまま出産という形になる場合があります。
このように、子宮頸管縫縮術は何とか胎児を目標の週数までお腹の中にとどまらせるための大切な手術であることがわかります。
また、一度子宮頸管無力症と診断された場合には、次回以降の妊娠でもこの手術を受けることを強く推奨されます。
手術を受ける時期
最初から子宮頸管無力症とわかっている場合と、突然診断された場合で時期はもちろん、入院日数も変わってきます。
例えば私のように、一度子宮頸管無力症で流・早産を経験している人には最初から手術をすることを勧められ、場合によっては大きな病院を紹介してもらうことになります。
その場合は、おおよそ12週~14週頃に受けるのが一般的とされています。
また、今まで経過が順調だったのに、突然の腹痛や出血、その他医師の判断で緊急手術となるパターンもかなり多いです。
そうなってくると、抜糸まで何カ月も入院している人がほとんどです。私の周りにも、緊急で子宮頸管縫縮術を受けて3,4か月ほど入院している人もいました。
ですので、結論は以下の通りになります。
- 予防的に行う場合は12週~14週頃
- 緊急手術の場合、術後は抜糸までずっと入院生活が多い
私の入院生活(予防的に行った場合)
入院まで
まず、クリニックで心拍確認まで行った後に紹介状をもって、総合病院に行きました。
そこで主治医となった先生とお話しをして、早々に手術の日程を仮にですが組みました。
手術日が確定したら、今度は手術の概要の説明を受けました。シロッカー法の予定ですが、私のからだの状態からはマクドナルド法になる可能性が非常に高いという説明も受けました。
当時、ギリギリ未成年だったので親の同意が必要とのことで母と来院し、同意書にサインをして、その後入院の説明を受けました。
手術中は必ず誰かが付き添うこと、となっていたので夫は仕事でこれそうにないことからここも母にお願いしました。
入院・手術当日
入院は、朝9時になりました。手術は16時の予定です。
前日から絶食(水は可)するように言われていたので、何も食べていません。
病室に通され、その日担当の看護師さんからこれまたいろいろな同意書類の説明とサインを求められたので書きました。
その後、入院と手術の計画書のようなものを渡され、これからのことを説明されました。
一通り説明が終わったら、お昼の12時になっていたので水も不可となり完全絶食状態です。脱水を起こさないよう、水分の点滴をしていました。
この待ち時間、母は暇だったからと近くのスタバに行っていました(笑)
手術
16時を過ぎても、特に動きがなかったのですが、担当の看護師さんから別の妊婦さんが緊急手術を行っているためもう少し待ってください、と。帝王切開か、私と同じ病気かな?と思いました。
17時30分ごろ、ようやく複数の看護師さんたちがやってきて、手術室に行くように言われたので向かいました。
この時、髪を結んで帽子のようなものを被り、ネイルやピアスは全て除去。もちろんメイクも。
手術台に上がり、病衣を脱いで完全にすっぽんぽんになりました(笑)
麻酔科の先生が来て、下半身の麻酔をするから横を向いてアルマジロのようにぐっと丸まって、と指示をされたので丸まりましたが、これが結構きつい体勢で。もっと丸まって!と何度か言われました(笑)
麻酔、時々痛いなーと思いつつもだんだん効いてきて、完全に下半身の感覚がなくなったところで先生が登場。頑張ろうね、と声をかけてくださいました。
どうやら麻酔が効くのに少し時間がかかったことと、器具が足りてなかったのか何やらバタバタしていたのが原因かはわかりませんが、聞いていた時間より長くかかりましたがなんとか無事終了しました。
手術室ではONE OK ROCKがかかっていたことを思い出します(笑)
術後~退院まで
術後はまだ麻酔が効いているので動けません。手術室からはベッドごと移動させられ、足にはむくみ防止の装置を付けられ、尿道にはカテーテル。もちろん動けないため寝がえりも打てません。
麻酔が切れてくると痛いという人もいますが、私は痛くありませんでした。それよりも、機械を付けられている足元が暑いし寝がえりが打てないため腰が痛いしでその日は全然眠れませんでした。
翌日、出血防止のガーゼをとってもらい、機械もカテーテルも外れたのでそこからは24時間点滴に繋がれていること以外は特に不便はありませんでした。
強いて言うなら、大部屋なのでトイレが混んだり階に一つしかないシャワーをなかなか浴びれなかったりということはありましたが、基本的には穏やかに過ごせていました。
退院前日、先生の内診で問題がなかったため点滴を取り、翌日無事に退院できました。
日数でいうと、9日間です。点滴から解放された瞬間はとても気持ちよかったです(笑)
抜糸はいつ行われる?
私は現在33週ですが、まだ抜糸の説時期や説明は特に受けていません。この木曜日に健診があるのでその時に入院のことや立ち合い・面会禁止を言い渡されると思うのですが・・・。
大体の人は、36週(臨月)で抜糸をするようです。中には37週でするという人もいました。
抜糸後は、基本的に早ければその日のうち~1週間以内に出産になる方が多いようです。個人差はあるので必ずしもこうとは限りません。
まとめ
今回は私の体験談が入ってしまったので、少し長くなってしまいましたが、これから手術を控えている妊婦さんに少しでも詳しくお伝えできたらな、と思っております。
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