妊娠しやすいタイミングは排卵日?基礎体温表の見方とその関係や妊娠率はどのくらい?
こんにちは。
サクラです。
なかなか妊活についての記事が遅れがちですみません(;'∀')
今回は、妊娠しやすいタイミングについてのお話です。みなさんは、妊活をどのように行っていますか?
中には不妊治療をしていらっしゃる方もいると存じますが、そうでなく、今から子作りを頑張ろう!と意気込んでいる方もいらっしゃることでしょう。
ところで、妊娠しやすいのはいつの時期かご存知ですか?また、普段から基礎体温をつけることがどれだけ妊活において大切かも知っているでしょうか?
今日はその点について触れながら書いていこうと思います。
排卵日とは
耳にしたことは多いと思いますが、実際どういうことなのでしょうか?
排卵とは、成熟した卵子が排出されることです。その排出された日が排卵日となります。
卵子は排卵されると、約1日程度は卵管にとどまると言われていて、その時に精子と出会い受精して着床すれば妊娠が成立します。
つまり、排卵日を予測し、その日を狙えば妊娠率はぐんと上がるわけですね。
妊活のベストタイミング
ということは、妊活も1カ月間闇雲に行うのではなく、この時を狙えば良い、ということが単純な思考にはなりますが言えますね。
といっても、排卵したかどうかは実際検査キットなどを使わないと正確にはわかりませんし、体が直接「排卵したよ!」と明確なサインを送ってくることも少ないです。
強いて言うならば、おりものの変化がみられる、という点ですね。よく言われているのが「伸びオリ」が出たら排卵が近い、という合図です。
それから、福さん式という方法もありまして、子宮口を自分で内診し、どのようになっているかで排卵や妊娠したかどうかを予測する、というやり方もあります。
しかし、どうしても自分のおりものを毎日観察したり、直接指を入れて内診することに抵抗を覚える人も多くいるかと思います。実際、私がそうでした(笑)
そこで活躍するのが、基礎体温表です。基礎体温を正しくつけることで、ある程度排卵日や生理日を予測することが可能です。また、妊娠したかどうかを判断するにも適しています。
それでは、基礎体温表の正しい見方を簡単に説明します。
基礎体温表の見方
上記の絵のように、基礎体温表はざっくり二層に分かれています。そのうち、体温が低い時期を低温期、高い時期を高温期とし、その差は約0.3~0.5℃程度あります。
その中で、低温期から高温期へ移るところがあります。絵で言うと、急にグラフが上がっているところがあります。そこが排卵日となっています。
この低温期と高温期は約14日で入れ替わっており、体温が上昇すれば排卵が起き、急激に落ちたら生理が始まる、という合図です。
また、高温期が17日程度以上続くようなら、妊娠の可能性も出てきます。
基礎体温については、過去の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
排卵日が最もよいタイミング?
今までの解説では、確かに排卵日が最も妊娠しやすい時期である、というのはわかってもらえたと思います。
しかし、基礎体温を測っていて排卵日が今日だとわかり、その日に気合を入れても実はあまり意味がありません。(もちろん、タイミングよく妊娠する場合もあります!)
なぜかというと、卵子の寿命がとても短いうえ、受精できる時間も限られており、基礎体温表だけでは正確にいつの時間に排卵したのかがわからないからです。
では、最も良い仲良しのタイミングはいつでしょうか?
それは、排卵日の2日前と言われています。
これには、理由があります。
何故2日前がよいのか
卵子の寿命が約24時間、そのうち受精可能時間は6~12時間程度であるのに対し、精子は3日~1週間ほど寿命があると言われています。
ということは、排卵が起きる2日前程度から卵管に精子が待機した状態を作り上げることができたならば、排卵がいつ起こっても待機していた精子が受精に向かうことができる、という環境を作ることができます。
この理論を実現するためには、最低でも3か月程度、基礎体温表をこまめにつけ、自分の排卵日の傾向を知り、タイミングをとるのがいいですね。
もちろん、排卵日当日であっても妊娠しないわけではありませんが、タイミングをとるのであれば2日前からが最も適している、と言われています。
妊娠率
最後に、妊娠率のお話です。
先ほどから、排卵日を狙えば妊娠確率が上がる、と言ってきましたが、実際には妊娠率どのくらいあるのでしょうか。
色々と諸説はあります。例えば、血液型で男性が何型、女性が何型ならこのくらい、というものです。しかし今回はあくまで「健康的な男女」という前提です。
年齢も関係してきます。20代なら25~20%、30代前半なら20~15%、30代後半なら10%、40代なら5%程度です。
何故年齢でこのように差がでるかと言うと、卵子の元となる卵原細胞にも寿命があり、ピークは22,23歳頃で以降常に老化しているからです。さらに、30代後半以降では合併症を引き起こす可能性の高い「高齢出産」にも分類されます。
どうしても女性の生殖可能な時期は限られている、というわけです。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
妊娠しやすいタイミングをしっかりとつかみ、かつ、自分の体のことをもっとよく知ることで可能性を引き上げることができます。
それでも、大切なのは日々の生活習慣です。適度に運動し、バランスの良い食事を摂るように心がけてください。
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